いつもの朝なのに、すぐ家の前でドンって音がして、
クリはあっけなく、車にひかれて死んでしまいました。
慌てて病院へ連れて行ったけど、死亡確認しに行ったようなもので……。
それでも、先生たちは遺体を手厚く扱ってくれました。
「おかげで耳はすっかり良くなって……」と御礼を言うときに、
泣けた。
もう16年生きてきた。
たぶん、HALが物心つく頃にはネコたちは居ない。
きっと覚えていないだろうなと、
若き生命と年老いた生命を見比べて、いつも考えていた。
ので、あきらめは付いている。
[ E-3 Zuiko Digital 25mm F2.8 ]
残されたリトを思うと、また泣ける。
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