極限の集中力で時間も場も濃縮され、
そこにいるのは、もはや、競技者とウィッグの二人だけ。
渾然一体の濃密な交合。そして研ぎ澄まされてゆく……。
[ E-3 Zuiko Digital 50-200mm F2.8-3.5SWD ]
[ E-3 Zuiko Digital 50-200mm F2.8-3.5SWD ]
[ E-3 Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5]
[ E-3 Zuiko Digital 50-200mm F2.8-3.5SWD ]
[ E-3 Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro]
なんと3年目となった競技大会の撮影。
今回はモチベーションが大きく変わりました。
もともとは大会実行委員長とおでん屋で酒を酌み交わしたことが始まり。
しかし今年は委員長が代替わり。
それでも依頼の電話を頂いたのだが、
「今年もよろしく」という惰性だけが僕と大会を繋ぐ理由でしかなく、
何のために撮るのか、漠然とする。
ところが、その後、フォトコンで EOS Kiss X2 をゲットすることになる。
その時の写真が、去年一昨年のこの大会のものだったのです。
こうなると現金なもので、俄然やる気が出てくる。
少なくとも写真を評価してくれる人はいたわけだし、
ここに自分の居場所を見つけることができたのです。
そんなんでプレッシャーも曖昧さもほとんどなく、能動的に撮影ができました。
そしてこの1年ぶりの仕事を終えて気がついたことは、
全く成長していない自分の写真。視野が狭く、テンパって、迷って、追いつけなくて……。
受賞者たちの写真も撮ったのだけど、
「去年は準優勝でくやしかったが、1年かけてやっと優賞を取れた!」
と興奮していた選手の顔が眩しかった。
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