どつぼにはまったWP-DBmanager

photo credit: EMMEALCUBO

wordpress のプラグイン、WP-DBmanager は自動でデータベースをバックアップしてくれる便利なプラグイン。

なのですが、バックアップされたファイルが、文字化けする。やがていつの間にか、バックアップすら出来なくなる。

と言う現象にハマりました。やっと最近解決したのですが、結論から言うとチカッパの方に要因が。

お仕事一号WebSiteは、二つのデータベースにwordpressを一つずつ接続して構築していました。

で、両方にWP-DBmanagerを入れていたのですが、一方のは最初から文字化け。もう一方はちゃんと文字化けせずにバックアップできるし、バックアップファイルのメールもちゃんと定期的に送信されていました。

それが、いつ頃か（wpもバージョンアップしたし、色々いじってるので……）、どちらもバックアップ出来なくなっていました。

mysqldump、mysqlのパスが見つからない、とエラーが出て。その設定箇所はいじってないのに。

念のためチカッパにパスを問い合わせたら、

「チカッパ！レンタルサーバー」では「MySQL」の絶対パスについてはご提供がございませんので、その点ご了承下さい。

教えてくれないし。

色々調べた結果、バックアップ出来なくなった原因は、チカッパ契約時はVer4だったPHPがVer5に移行できるようになり、ウハウハと移行したら、デフォルトのphp.iniのsafe modeがONになっていたこと。

これをOFFにしたら、mysqldumpのパスは、WP-DBmanagerのデフォルト設定のままでちゃんと動作するようになりました。

ちゃんと動作するようになりましたが、文字化けしてた方は、文字化けしたまま復活。
これの原因は、MySqlサーバでした。

MySQL5サーバーにおけるcharactersetの設定を教えてください。

僕が使っていたのは、「mysql15およびmysql16　2008年9月2日以降」。このcharactersetのバラバラ感はなに？ 😯

チカッパではこのcharactersetを変更する方法はないらしいので、MySqlサーバを代えるしかないようです。

ので、このブログで実験。

1. phpMyAdminでWPのテーブルを全部エクスポート。（参照）
2. チカッパのコンパネで、問題のデータベースを削除。（あっさり消える）
3. 新しいサーバを選んで、データベースを作る。
4. 1でエクスポートしたファイルを、phpMyAdminでインポート。
5. 新しいデータベース情報で、wp-config.phpを書き換えてアップロード。

こんな感じで、あっさり乗り換えられました。
さっそく本番、 ４ＭＢ程のデータでしたがすんなりきました。

データの文字化けが消えた！

ついでに、自動で送られてくるバックアップメールの文字化けも直すことに。
こちらを参考にしました。

WP-DBManager のメール文字化けを解消する

これでヘッダの文字化けは直りましたが、僕が使っているWZ-Editorのメーラーでは本文が文字化けしたままです。

のでdatabase-manage.php(2.50)だと、88行目の$mail_messageの代入が終わったところ(96行目)で、$mail_messageをmb_convert_encodingでSJISにエンコードするようにしました。
ついでに要らない行も削って、

[php firstline=”88″]
$mail_message = __(‘Website URL:’, ‘wp-dbmanager’).’ ‘.get_bloginfo(‘siteurl’)."\n".
__(‘Backup File Name:’, ‘wp-dbmanager’).’ ‘.$database_file."\n".
__(‘Backup File Date:’, ‘wp-dbmanager’).’ ‘.$file_date."\n".
__(‘Backup File Size:’, ‘wp-dbmanager’).’ ‘.$file_size."\n\n";
$mail_message = mb_convert_encoding($mail_message,"SJIS");
[/php]

これですっきり。

お仕事二号WebSiteとこのブログにも変更したdatabase-manage.phpとwp-dbmanager.phpをいれて、快適！ステキ！ 😀 
長いこと悩んだものです。

ってことを書いておかないと、うっかり自動アップデートで修正箇所を失いそう。