記憶の削除

大混乱です。

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“不当”立ち退きを迫られ、不動産屋との交渉を行って来ましたが、
結局、立ち退き期限の延長は認められず、ひと月の猶予もなく退去です。
交渉結果。

  • 引っ越し費用全額負担(梱包から全部お任せパック)
  • 敷金の全額返却・部屋の現状回復の免除
  • 立ち退き料 家賃の5ヶ月分

まあ、ネズミは出るわシロアリは喰ってるわ、とロハスなボロアパートだったので、
潮時といえば潮時です。
そこで、実家に出戻りすることになりました。

月末に引っ越し屋さんが来るのですが、
その前に引っ越し先を整理しなければ、荷物を運び込めません。
で、押入れを開けると出てくるわ出てくるわ。
他人から見ればがらくたの山。
ため込んだ、過去の記憶です。
僕は人一倍記憶力が無いので、記録を残すことに、執着があります。
様々な形態の作品、ノート、印刷物。このブログもその現れですね。
でも、思い切って中身もろくに確認せずに、片っ端から捨てることにしました。

アパート暮らしの10年間、一度もアクセスしなかった記憶達。
アクセスしなかったからといって、価値が減るわけでもないけど、
人は過去の記憶を無くしても生きていけるものなんだ。
と自分に言い聞かせながら。

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新しい記憶を、作っていけばいいのさ。


Comments

“記憶の削除” への3件のフィードバック

  1. ちょっと猶予期間が短すぎますよね。
    会社員なら週末しか時間がないので、引越し先を見つけるのに8日もありませんし。
    いずれにしても話がまとまったようでよかったです。
    こじれちゃうのもアレですしね~。

  2. まさ吉

    荷物の整理は過去の遺物の清算にいいチャンスかも。
    嫁とのトラブルの元は発掘されませんでしたか?
    それよりも家賃5か月分!
    なんに化けるんでしょう?
    ここで公表しちゃったからには皆さんが引っ越し記念とかって群がって来る・・・・

  3. 猶予期間短すぎですよね。
    実際、新しい部屋を探しに行ける日なんて1日も無かったので、
    暫定的に実家に逃げ込む形になりました。
    35式さんの言われるとおり、立ち退き交渉をこじらせて、無駄なエネルギーも使いたくなかったし。
    家賃5ヶ月分、というと一儲けしてそうですが(笑)
    もともと激安物件だったので、大した額にならないです。
    家具もだいぶ捨ててきたので、新しい部屋に合わせて家具を買い直したりで、なくなりそうです。
    いざ引っ越ししてみると、時間もお金も、ごたごたかかるものですね。
    それにしても、不動産屋っていいかげんですよ。
    みんながみんなそうじゃないのでしょうが、
    上っ面だけ、「立ち退き迫られた住んでる方が被害者です」って言いながら、
    ともかく大家サイドで話しをごり押ししてきますからね。
    つっこむと、「間に立ってるだけなので、そういわれても……」
    ま、不動産屋から見れば、円満立ち退きでした。

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