リスクとベネフィット

絶対安全なんてモノは、そうありはしない。
ハザードは常に存在する。そのリスクとベネフィットをどう冷静に評価できるか。

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リスクを回避することで、どのようなデメリットを受けるか。
リスクを受け入れることで、どのようなベネフィットを受けるか。
その判断の前に、様々な英知でハザードに対するリスクがどれだけ最小限になっているかが前提だけど。
危険なモノをすべて拒絶しては生きていけない二律背反。

インフォームドコンセントなんてほど遠い。
解説する側のボキャブラリーと、受ける側の素養。
その両方の水準がある程度の高さに達していなければ。

首筋がチリチリ焼けるような感覚を覚えつつ、
承認を下していく。

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結果に安堵しても、それは決して承認の正しさを証明するものではない。


Comments

“リスクとベネフィット” への2件のフィードバック

  1. Heayan

    うちの馬鹿親父は『手遅れ』になってから病院に行ったので何度もインフォームドコンセントがありました。
    ・ 命を失くすか、右足を失くすかの二者択一 → 病巣を切除しないと100%アウトなので、当然後者
    ・ 大手術による肺のショック症状 → 手術成功後に危篤状態に突入
    ・ 体力の回復と症状の改善をねら輸血 → 感染症のリスクがある
    ・ 高熱がつづき、生死の狭間を漂う → 高熱は免疫活動が活性化している証拠でもあるので悪い事ばかりではない
    ・・・などという感じでした。

  2. 家族は、治療過程の様々な段階でリスク評価をしなければならないんですよね。

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