形ではなく色を見ていた。
[ E-1 OM Zuiko 24mm ]
形ではなく色を見ていた。
[ E-1 OM Zuiko 24mm ]
目指すはピーター・ヘンリー・エマーソンの自然主義的写真?
誰だか分からないのでググりました。
写真史なんて全く知らなかったので勉強になりました。
でもこの写真はわざとピントをずらしているので、
ピーター氏が否定した、絵画主義的写真になるのではないでしょうか。
目指してる分けじゃないのですが、とっくに大昔の人がこういう事をやり尽くしてたと言うことで、ビックリしました。
> でもこの写真はわざとピントをずらしているので、
> ピーター氏が否定した、絵画主義的写真になるのではないでしょうか。
写真が発明された極初期は『写る事そのもの』が凄い事、不思議なことでした。
ところが、時が経って写真が普及してくると『写真なんだから写るのは当たり前』と、言うように人々の意識が変化してきました。
写真に絵画とは違う方向性を模索していたエマーソン氏が主張しはじめました。
『人間の焦点は意識してい物の1点の周りに向けて徐々にぼやけてゆく』
故に『(極わずか、)焦点をずらした写真こそが自然な映像なのだ』というお話です。
(逆に全てに焦点があっている方が不自然=絵画主義的写真)
・・・と、学校で習いました。
まあ、考えようによっては『頭でっかち』な主義ですよね。
話をnosakuの写真に戻すと、フォーカスの外れ方Tが過大なので『エマーソン調』では無いかもしれません。
しかし、写真の性格は『エマーソン方向』に在る気がしました。(大げさかもしれないけどね・・・)
僕がネットで読んだのは、
http://www.shigemorikoen.jp/koen/ss/00.html#a-5
>写真映像もまた画面周辺はいくらかぼかすべきだというのである。つまりここで重要なことは、肉眼視覚に忠実な写真映像こそ新しい写真であるという指摘であり、それを「自然主義的写真」と称したのであった。
画面中央はピントが合ってなきゃ「自然主義的」と言えないと読めるのですが。
色々説があるんでしょうか。
> 画面中央はピントが合ってなきゃ「自然主義的」と言えないと読めるのですが。
確かに検索をかけても『ピントを故意にずらす』って話は何処からも出てこないんですよね。
大いに気になったため、写真学校時代の教科書を探してみたのですが、まだ発見に至っていません・・・
ちなみに、何故私が『エマーソン=ピンボケ』と記憶しているかというと、この件がそっくりそのまま試験に出たからです。
しかし、不勉強だった私は『前段』まで無理やり思い出したものの、肝心の『ピントをぼかす』と言う点を思い出せず『X』を付けられたと言うオチです。
あまり気にしないで下さい。どちらでもいいです。
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